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企画展「着物の美 ~清方美人の着こなし~」

会場:鎌倉市鏑木清方記念美術館
会期:2025年4月17日(木)~5月21日(水)

 
 
 「美人画」はその字のとおり、女性の美しさを描く絵のことです。言葉としては明治40年代に定着しましたが、浮世絵師の喜多川歌麿に代表されるように、それ以前から女性の美しさを題材とした作品は人々に親しまれていました。特に江戸後期の美人浮世絵は、遊女や町娘らを描き市井の人々の人気を得ました。
明治以降は、日本画家の上村松園や鏑木清方らによりこの分野が確立され、伊東深水や小早川清らに受け継がれていきます。また肉筆画に限らず、美人口絵やポスターなど様々な形で「美人画」が制作されました。
本特別展でご紹介する明橋コレクションは、江戸から昭和にかけての珠玉の美人画で構成されています。蒐集作品は、上村松園や鏑木清方らの美人画をはじめ、風景画を得意とした川瀬巴水の美人版画、日本酒メーカー黄桜の河童のキャラクターで親しまれた漫画家・小島功の版画など多岐にわたります。なかでも、明治後期以降の美人画には女性の内面を表す〈もの想う〉仕草や表情がみられ、時代にあわせて移ろう多様な女性表現の中にも相通じる美しさがあります。
本特別展では、明橋コレクションを中心に〈もの想う〉女性の美しさと、その表現の変遷をご紹介いたします。
 

【入館料】一般 450円、小・中学生 220円

【休館日】毎週月曜日(5月5日(月・祝)は開館)

詳細情報

美術館名 鎌倉市鏑木清方記念美術館
住所 〒248-0005鎌倉市雪ノ下1-5-25
電話番号 0467-23-6405
公式サイト http://www.kamakura-arts.or.jp/kaburaki/
開館時間 午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで) 20名以上の団体でお越しのお客様は事前にご連絡ください。 
休館日 毎週月曜日(5月5日(月・祝)は開館)
入館料 一般 450円、小・中学生 220円
アクセス 鎌倉駅より小町通りを北に徒歩7分
駐車場. 駐輪場 ございません。

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